相続コラム

結論から申し上げますと、
上手に使えば有効ですし、下手に使えば全く意味がありません。

その辺をしっかりとわきまえず、
何の戦略も無しに漠然とやってしまっている例を
私は余りにも多く見てきております。

まずそもそも、
贈与の要件を満たしていないケースが非常に多いです。

贈与とは、民法という法律で定められている行為です。
分かりやすく噛み砕きますと、

あげる人が「あなたにコレをタダであげますよ」

と言い、

もらう人が「ありがとうございます」

と言う。

ただそれだけのことです。

が、それだけの要件が成立していないケースが余りにも多い。
特に近しい身内であればあるほど。
それが世の実態です。

特に、もらう側のスタンスに問題があることが多いです。
はっきりと「ありがとう」という意思を表示していない、ということです。

例えばどういうケースがあるか、については、
次回説明します。

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